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21 Lessons for the 21st Century / Yuval Noah Harari

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この本と出会ったとき「引き当てた」と直感した。 以前に紹介したIan Bremmer氏の著書『EVERY NATION FOR ITSELF』と同時にAmazonで購入。書籍タイトルに好奇心がくすぐられた。

実際に読み始めてみると、途中からあることが頭の中をよぎるようになった。

「こんな風に物事を観察したこともないし、考えたこともなかった」

本当に恥ずかしい限りではあるが、全く知らなかった内容もあり、いつも以上に考えながら読み進めていた。ある意味、正座をし緊張しながら向き合った気持ちだった。

 

著者のHarari氏は世界的に著名な歴史学者で、この本の前『Sapiens』でべウトセラーとなっている。ほぼ同年代の方ではあるが、考えることを常に怠らず挑戦してきた方なんだろうなと圧倒された。コロナ時代と言われている現在において、「考える」という行いが何よりも重視される思う。故にたいそう刺激的な発想だった。

 

“To know what you are, and what you want from life. This is, of course, the oldest advice in the book: know thyself."

 

この一節は特に印象に残っている。昔も今も、そしてこれから先の未来も、やはり「汝を知れ」は乗り越えなければならない課題のようだ。そしてそれは生きる上で礎となるのだろう。

時々、私は自分自身の棚卸しをしているが、都度に細かに状態は変化する。その変化にすら気付かない時もある。「いまどのような自分であるのか」を知ることはとても難しい。Harari氏が言う「汝を知れ」とは、もっと深い根底の部分まで掘り下げることだと思う。

21世紀を生きる我々は、新たな時代を突き進んでいる真っ只中。一人ひとりが自分自身を知る努力をし続け、考えることに惜しみない努力を与えることができれば、いまある将来への不安は希望へと変わるかもしれない、と感じることができた。その観点でこの本はprovocativeである。