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朝2時起きで、なんでもできる! / 枝廣淳子

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私にとってはじめての「バイブル」と呼べる本。かれこれ14年ぐらい前に遡る。

語学について迷いに迷いどうしたらいいのかわからなかった私は、ひたすら外国語習得において成功している人の体験談を読みあさっていた。正直に言うと、どういうきっかけでこの本と出会ったのかはよく覚えていない。ネット検索、書籍で立ち読み、いずれかであるとは思う。

タイトルと帯コメントに心を奪われた。「絶対に読まなければいけない」と。

枝廣氏はご主人の仕事の都合でアメリカに渡る。英語の本場にて、家事と育児をこなしながら一念発起し英語を学び始める。現在に至るまで長年にわたり、同時通訳者、翻訳家、環境ジャーナリストとしてご活躍されている。

今回ご紹介するにあたり、再読。著者の自己分析力の高さに圧倒される。語学を続けていれば、さまざまな壁にぶち当たったり、マンネリ化してしまうことも。習慣化には長短所が存在する。そのことを客観的に見つめ直し、自身の学習に反映している。実は、読み直しをしたことで気づいたことだが、当初からの私の語学との向き合い方は多分にこの本から影響を受けている。自分自身をいかに制御していくかであったり、物事を達成する上での過程の捉え方など。もしこの本にめぐり会っていなければ、私の語学の履歴書は変わっていたかもしれない。そう言っても過言ではない。

著者は東京大学大学院を卒業されている。「もともと頭がいいからできたんじゃない」と穿った見方も出来るかもしれない。しかしながら、その平易なことばで書かれた文章の中には、誰もが自己分析をし時間を有効活用することで自分の夢を叶えられることが、ご自身の経験談を踏まえて綴られている。私はその学歴に圧倒されたのではなく、著者の真摯な語学との向き合い方に魅了され憧れたのである。

ちなみに2007年9月7日に、私は著者である枝廣氏に直接お会いすることができた。国際環境フォーラムが市内で開催され、観覧チケットが当選。枝廣氏は登壇者の一人としてスピーチ。質問時間でマイクを通して質問をさせていただく。大勢の観客がいる中で最初に手を挙げた自分の度胸は大したものだなと、我ながらに思う。そしてイベント終了後にはサインをいただく。

本の最終ページに書かれてあるその時のサインを見ていると、当時の私がどれだけ枝廣氏の考え方に心酔していたかがよく伝わってくる。自分がこうなりたい、この人に会いたい、これが欲しいという強い想いはいつか叶う。 

願うことを諦めない。いま一度、新たな願望を心に描いている最中である。