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テキストから何を学びますか?

【ことばを学ぶ】では、一念発起して独学で語学に取り組み英・中・韓を習得、通訳・翻訳家になるまでのストーリーを綴ります。語学にご興味のある方々に少しでもお役に立てればこの上ない喜びです。

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今回の「ことばを学ぶ」では、テキストを選ぶ際に配慮すべきポイントをご紹介します。

書店に行けば、あらゆる外国語学習テキストがあります。読む、書く、聴く、話すにそれぞれ焦点を合わせた内容であったり、総合的にまとめてあるものであったり、難易度ついても入門者向けから通翻訳家を目指す方向けなど、本当にさまざまです。

以前もお伝えしましたが、「自分なりのやり方で」というのが語学の基礎だと私は考えています。つまり、自分の本当の実力と向き合い不足部分をいかに鍛錬し補っていくかが大切になります。

その上で、皆さまは「何を鍛えるためにテキストを選び学習しているのか」を意識したことはありますでしょうか。

体幹レーニングなどの書籍を読んでいると、意識するという言葉をよく目にします。ただ続ければ良いというのではなく「なぜするのか」という理由や目的を持ち続けることが必要のようです。語学についても同様。故に、使用するテキストの選択はとても重要です。

例えば、読むと聴くについて。私の経験からすると、読む訓練には、難易度として実力の2段階上の内容を選んだ方がよいと思います。理由は、読むことなので英語の文字を目で確認しながら読み進めることができるからです。

一方、聴く訓練の場合は、実力の1段階あるいは2段階下の内容に取り組んだ方が、失敗なく進められると思います。理由は、聴くことが主体であり文字を目で確認できないからです。もちろん、文字を目で追いながら音声を聞いて声に出して読むというオーバーラッピングという方法もありますが、聴くことだけに集中し耳を鍛えることを主にするのであれば、やはり難易度に配慮するべきです。そうでないと、難しすぎる内容に取り組んでいても続きません。「耳で聴いてきちんと理解できた」というよい経験を実感し、積み重ねることが秘訣です。

とは言え、私の場合は例外で、自分自身に対してかなりスパルタなやり方で進めて来ました。当初から英語についてはすべて難易度の高いものばかりを選択。それ故に、これから語学に取り組もうという方にはおすすめはしません。目的をもって楽しく継続することに主眼を置いた方がよいと思います。

ちなみに、写真の中国語テキストは学び始めてしばらくして購入したもの。日常生活における基本的な会話表現が場面ごとにまとめてあり、しかも大きな文字で見やすく紹介されています。全ページフルカラーで挿絵も可愛いかったので選びました。当時、中国語の基礎については大方掴めていましたが、会話フレーズや口に出していう練習が足りていないと実感。そこで、このテキストの付属CDを聴きながら発声する練習を繰り返しました。如何に簡単な内容のテキストであっても、私の目的がはっきりとしていたので、飽きることなく最後まできちんと使い切りました。その後も、ぱらぱらと目を通すこともあります。私にとって、中国語学習における良い実績となりました。

 

次回の「ことばを学ぶ」では、3ヶ月の法則について触れていきます。

 

 

今日のことば

The fullest and best ears of corn hang lowest toward the ground. / Edward Reynolds

(最も実が詰まって最も出来がよい穀物の穂は、地面に向かって最も低く垂れるものだ)