楽しそうだ!英・中・韓

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物に当たってはダメです!

【ことばを学ぶ】では、一念発起して独学で語学に取り組み英・中・韓を習得、通訳・翻訳家になるまでのストーリーを綴ります。語学にご興味のある方々に少しでもお役に立てればこの上ない喜びです。

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前回はNHKのテキストを選択したところまでご紹介しました。今回は実際にそのテキストを使い始めた頃の進捗状況を振り返りたいと思います。

最初のテキストは2005年11月号。まず結論から申しますと「何が何だかちっとも分からない」というのが当時の私の感想でした。CDを使って聞いていたのですが、全くと言ってほど意味が分からないのです。というよりも、英語自体が聞き取れていなかったのです。意味なんてわかるはずがありません。

私が選んだNHKラジオ講座「ビジネス英会話」(現在は実践ビジネス英語)は、英語講座の中で英語および会話内容が最も難易度が高く、一からやり直す私にとっては山登り初心者がいきなり富士登山に挑戦するようなものでした。今思えば無謀ですよね。しかし、その時はそのくらいのことをしないと自分自身を変えられないと思っていました。

この時既におぼろげにではありますが「通訳の仕事がしたい」と心に抱いたので、きっとその願望に負けたくなかったのではないかと。たいへん頑固で負けず嫌いなもので。

最初の頃は、一つの課に取り組むだけで3時間近くかかっていました。それでも完璧に聞き取れるわけではありません。繰り返し聞くことで耳を慣らすことに力を注いだのです。このやり方については追ってご紹介します。

写真のテキストは2006年6月号のテキストです。開始から9ヶ月目。このテキストをよく見ていただくとお分かりなるかと思いますが、セロハンテープが貼り付けてあります。実はこの頃最大のスランプに陥っていました。いくら勉強しても自分が思うように聞き取れないし分からない。あまりのストレスにテキストを引きちぎろうとしたのです。このテープ跡は、ふと我に返って修復したもの。

いくら満足がいかないからといって物に当たるのはよくありません。原因は自分の実力不足。ましてや通訳の現場では、仮にミスをすればそれは自身で責任を負わなければなりません。それぐらい厳しい世界です。

私にとっては、このテキストが最初のテキストよりも印象に残っています。自分に対して悔しい思いもありましたし、何よりもゼロからのスタートだったということをこのテキストは教えてくれます。

現在はネットのストリーミングサービスにて本放送を一週遅れで無料で聞けてしまう。本当になんて有難い世の中なんでしょう、といつも感謝しきりです。ちなみに今は会話(ヴィニエット)を一度聞けば要点を押さえながら理解できます。ゼロ合目から何合目まで登ってきたのかはわかりませんが、一つ一つ積み上げて来たことが形になってきたのは確かでしょう。今後どのような形に変貌し成長していくのかとても楽しみです。

 

次回の「ことばを学ぶ」では、実際にNHKテキストをどのように使用したかを2回に分けて記します。

 

 

今日のことば

People who are unable to motivate themselves must be content with mediocrity, no matter how impressive their other talents. / Andrew Carnegie

(みずからやる気を鼓舞できない人は、ほかの才能がどんなにすばらしくても、凡人に甘んじるしかない)